折り鶴が寄付になる。アメリカの社会問題の解決に貢献しよう!
非営利団体Hub Parkでは、今年も第3回となるオンライン参加型のチャリティキャンペーン「Origami Kids Challenge 2022」を4月1日から30日までの一か月間、SNSで開催します。
🌸ABOUT Origami Kids Challenge: 千羽鶴で社会問題に貢献しよう!
千羽鶴に癒しの祈りを込める伝統になぞらえて、折り鶴を折って写真を撮り、ハッシュタグ#OrigamiKidsChallengeを付けてSNSに投稿すると、協賛企業や個人の寄付による協力で、Hub Parkを通じてアメリカの支援を必要とする子どもたちに、食事や本が届きます。
日本文化である折り鶴を通してアメリカの社会問題を学び、コミュニティの一員として社会貢献する。アメリカをはじめとする海外の人々が、日本文化である折り紙や千羽鶴の伝統に触れる機会となる。Origami Kids Challengeの1ヶ月間、全米各地、世界各地の皆と一緒に、千羽鶴を目指して一緒に鶴を折りましょう!
🌸BACKGROUND: あなたの折り鶴が寄付になる。
アメリカには現在、様々な理由で十分な食事や栄養がとれない人々が数多くいます。米農務省(USDA)の報告書によると、アメリカ国内の11パーセントにのぼる世帯が安定した食料供給が得られていないことになります。(*1)さらに新型コロナウイルスの影響により、特に小さな子供のいる世帯でその数は益々増加。(*2)食料不安を抱える子供は食料不安を抱える子供は2019年の1,000万人から、2020年には1,200万人近くに増加 しています。
またNational Center for Children in Povertyによると、アメリカ国内の42パーセントにのぼる世帯が基本的な生活費の捻出 に苦労しており(2009年)、義務教育前の教育費や本は手の届かない贅沢品です。数々の研究で、子どもを本に触れさせることが学力向上に多大な効果をもたらすことが明らかになっている一方で、低所得世帯の通う幼児教育施設の80%には、子供向けの本がありません。生後0~5歳までの間に脳の80% が形成されることから、新型コロナウイルスの影響で本や教材が十分に行き届かない子ども達の、さらなる学力への影響が懸念されています。(*3)
チャリティキャンペーン「Origami Kids Challenge」は、このアメリカの食糧不安問題への認識を深め、日本文化である折り鶴を使って解決の一助となるために企画したイベントです。2020年のコロナ禍の中でスタートし、2020年、2021年には目標以上の寄付を達成したため、2022年は支援の対象を広げ、経済的に困難な家庭で充分な教育を受けられない幼児に、本やお絵かき用品を贈る活動への寄付も予定しています。
自分の折った折り鶴を通して、食事を十分に食べられない子供たちの役に立つことができる。自分の小さな行動が、困っている誰かを助ける大きな力となる。コロナ禍で人と集まれる機会が少なくても、紙一枚があればボランティアに参加できる。折り鶴を知らない誰かを誘って一緒に折ってみる。大人から小さな子供まで、国籍、住む場所や英語力を問わず、自宅で、学校で、職場で、ぜひご参加ください。
🌸CRANSE FOR CAUSES
「折り鶴1羽=$1=10食分の貢献」
折り鶴の写真をSNSにハッシュタグ#Origamikidschallengeをつけて投稿すると、Hub Parkを通じて、協賛企業と個人の皆さまの寄付により、1羽につき$1がFeeding Americaに寄付されます。$1につき10食分が支援を必要とする家族に届きます。
今年は学用品の寄付も!
第3回の今年は新たな社会問題を取り上げ、経済的に困難な家庭で充分な教育を受けられない幼児に、本やお絵かき用品 を贈る非営利団体Inspired Childの活動への寄付も予定しています。
(画像:Inspred Child ウェブサイトより)
🌸DATES: 2022年4月1日(金)~4月30日(土)
🌸HOW TO PARTICIPATE: 参加方法
Step 1:折り鶴を折る
Step 2:折り鶴の写真を撮る(折り鶴のみでも人物入りでも可)
Step 3:ハッシュタグ #Origamikidschallenge をつけてSNS (Facebook, Twitter, and Instagram) に公開設定で投稿
- 公開設定で投稿をお願いします。 ストーリーへの投稿や、非公開・友達限定の投稿は集計できません。
- キャンペーン期間中、どなたでも、何回でも投稿できます。
- 投稿いただいた写真は、Hub Park、Origami Kidsのウェブサイト、Facebook、Instagram、Twitter等で使用させていただくことをご了承ください。
- 折り鶴の集計によって寄付が成り立っています。折り鶴の数がわかりやすい写真やコメントでの補足にご協力をお願いいたします。
🌸Origami Kids Challenge UPDATES:最新情報
Origami Kids Challengeの最新情報はHub Parkの公式SNSで随時アップデートします。
アカウントのいいね!やフォロー、タグづけ(@Hub Park、#Hubpark)、情報シェアでの応援もお願いします!
Facebook @hubpark.org
Facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/666751281231340
Instagram @hubpark_washingtondc
Twitter @HubPark3
🌸 FOR SCHOOLS, GROUPS and BUSINESSES: 団体参加(学校・組織・企業・店舗など)
学校、団体、企業内で折り鶴を折り、団体名での投稿も歓迎です。新たなアイディアでのご参加、ご提案もお待ちしています。 Hub Parkへのご相談も大歓迎です。
これまでの団体参加例(一部)
- 在米の日本語教室、習い事クラスでオンラインの折り紙教室を開催し、Zoom写真を投稿
- 日米の幼稚園・保育園で職員や園児が団体参加、折り鶴の配置が素敵な写真を投稿
- 在米の高校生が自主企画し、同エリアの数校が折り鶴の数を競う対抗戦を開催
- 折り紙アーティストの皆さま
- レストランとしてご協賛、店舗に200羽の折り鶴を飾り付け
🌸DONATE:現金での寄付
折り鶴を投稿することでご参加いただけるボランティアではありますが、HubParkから支援先へは、現金での寄付を行っています。そのためには、Hub Parkの活動をご支援くださる皆様からの現金での寄付が欠かせません。
現金での寄付は
Hub ParkのFacebookからも寄付を受付中です(手数料なしで全額がHub Parkに届きます)
https://www.facebook.com/donate/1253508531724165/
PayPalページから、ご希望の寄付額を入力してください(Paypalの手数料がかかります)
*ご希望の方には、税金控除の書類を送付いたします。info@hubpark.orgまでお問い合わせください。
*協賛企業としてのご参加は、info@hubpark.orgまでご連絡ください。
*いただいたご寄付の一部はHub Parkの非営利団体運営費として使わせていただきます。
🌸OUR GOAL:目標
2020年の第1回では、千羽鶴で$1000を合言葉にたくさんの投稿とご寄付をお寄せいただき、$1023(1万230食分)の寄付を達成することができました。
2021年の第2回では、4900羽を超える折り鶴の投稿があり、$2972あまり(2万9722食)の寄付を達成しました。
2022年の第3回Origami Kids Challengeは、最初の目標をFeeding Americaへの$2000(2万食分)の寄付に設定。目標を超えた場合、Inspired Childへの寄付により、本やお絵かき用品を子ども達に贈ることを目標とします
🌸Origami Crane Instructions:鶴の折り方
様々な鶴の折り方がありますが、代表的な折り方をご紹介します。
折り図(OrigamiUSA作成)
https://origamiusa.org/diagrams/crane
YouTube動画(日本折紙協会作成)
*様々な折り方の鶴も大歓迎です。
*Youtubeには多種の説明動画があります 。
🌸ORGANIZER:主催 Origami Kids by Hub Park
Hub Parkは、日本とアメリカのコミュニティのかけ橋となることで、在米日本人の生活の質の向上を目指すことをミッションとするアメリカ・バージニア州登録の501(c)(3)認定非営利団体です。 Hub Parkが運営するプログラムのひとつOrigami Kidsは、アメリカで子育てをする日本人家族の支援を目的にスタートし、2020年より「Origami Kids Challenge」を年一回開催しています。
「Origami Kids」という名称には、アメリカで育つ子どもたちが、色とりどりでどんなものにでも形を変えられる折り紙のように、その子らしく十人十色な生き方をしていってほしい、という願いが込められています。Origami Kids Challengeを通じて、一人でも多くの子どもたちが自分らしく力強く羽ばたいてゆくことを願っています。
🌸WE ARE DONATING TO: 寄付先団体
- Feeding America
アメリカの飢餓問題の根本的な解決のために全米規模で活動している非営利団体
$1につき10食分が支援を必要とする家族に届きます。
https://www.feedingamerica.org/
- Inspired Child
ワシントンDCで経済的に困難なコミュニティでの幼児教育(0~5歳児)の質の向上に取り組む非営利団体。
$50につき、子供一人分の本とお絵かき用品が詰まったバックパックが届きます。
🌸OUR SPONSORS
Hub Parkの活動は、賛同してくださる協賛企業・個人の皆様の寄付に支えられています。
*掲載許可のある企業のみ記載
Notes
*1. Coleman-Jensen, Alisha, Matthew P. Rabbitt, Christian A. Gregory, and Anita Singh. 2019. Household Food Security in the United States in 2018, ERR-270. United States Department of Agriculture, Economic Research Service.
*2. Bauer, Lauren. 2020. “The COVID-19 Crisis Has Already Left too Many Children Hungry in America. Retrieved at: https://www.brookings.edu/blog/up-front/2020/05/06/the-covid-19-crisis-has-already-left-too-many-children-hungry-in-america
*3. Inspired Child Website https://inspired-child.org/bookdonations